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パソコンにおける文字印刷

パソコンにおける文字印刷とは歴史が古いです。その中でもしぶとく残ったのはドットインパクト方式と言うプリンタです。このプリンタは、ヘッドの中に点を打つ棒状のハンマーが、インクの染み込んだリボンと言う布を打ち、紙に印刷する方式でした。しかも、そのリボンは、また布から染み出すので、何度も再利用が出来て重宝しておりました。

なぜ、それほど息が長かったかと言いますと、重ね合わせた帳票印刷で、複写も可能だったからです。今ではレーザープリンタで一瞬で印刷できますが、当時は騒音との戦いでもあり、かなり耳障りでした。その後、熱転写方式と言うものが現れました。これは、ヘッドの部分が加熱し、インクの乗ったフィルム上のリボンを通過すると、文字の形に紙にインクが写るというものでした。

この方式は、パソコンだけでもなく、当時ワープロ機といわれる機械にも利用されており、日の目を見ました。推理ドラマのアリバイ崩しに、リボンの抜け落ちた文字を読み上げて、印刷したと言う証拠として容疑者を絞ると言う話もあったぐらいです。しかし、このプリンタには問題点があり、一度使用したリボンは再利用できないと言ったコスト面がありました。さらにカラー印刷は非常にコストがかかり、画像を紙3枚印刷すると、1つのリボンが終わってしまうと言う問題がありました。

その為、感熱紙なるものが現れ、ある一定上の熱を加えると変色する紙と言うものでして、それにはリボンが必要ありませんでした。それから、インクジェット方式が出てきたのですが、それにより飛躍的に行える事が増えました。今でもある方式のインクジェット方式は、パソコンでもカラーによる写真印刷も耐ええることができるということで、カラー画像が一気に花開きました。

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