lanケーブルの破損を防止するためには、カバーをとりつけるのが有効です。ケーブル部分は被覆材で保護されていますが、先端部分はプラスチック製のプラグに芯線がつながっているだけで、少し力が加わるだけで破損してしまいます。カバーをとりつければ、先端の広い部分が保護され、故障させずに長くケーブルを使えるようになります。lanケーブルの破損防止用のカバーには、様々な種類があります。
まず、もっとも起こりやすいlanケーブルの爪折れを防止したいときは、ラッチ保護カバーがついたモジュラーカバーを購入すれば防ぐことができます。1個あたりの単価は非常に安く、家電量販店や通販サイトで数十個をまとめ買いできるので、購入して備えておくと良いです。また、爪が折れてしまったときに備えたいなら、修復パーツを用意しておくと、モジュラーカバーに上からかぶせるだけで折れる前と同じように使えるようになります。こちらも、数十個分がまとめて入ったものが家電量販店などで販売されています。
一方、ケーブル部分の断線を防ぎたい場合は、線に直接取り付けることができるプロテクターや、収納できるカバーがあると良いです。特に、収納カバーは、ある程度サイズの大きいものになるとネットワークケーブル以外のものもまとめることができて便利です。lanケーブルの抜け防止には、パッチコードロックがおすすめです。これをケーブルの先端にとりつけてからLANポートにさしこむとがっちりロックされ、専用の工具を使わない限り取り外せなくなります。
簡単にケーブルを抜けなくすることは、通信の遮断も防げるようになり、セキュリティー面の向上にもつながります。
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